収入が低いままの人の働き方の特徴|ミライサロン

「なんで私だけ、こんなに頑張ってるのに収入が上がらないんだろう…」

セラピストとして働く中で、そう感じたことはありませんか?朝から晩までお客様のために尽くし、技術も知識も磨いているはずなのに、手取りはいつも変わらない。同期が指名を増やしたり、単価の高いコースを売ったりしているのを見ると、焦りや落ち込みを感じることもあるかもしれません。

私もかつて、そんな悩みを抱えていました。一生懸命働いているのに、月収20万円の壁をなかなか超えられない。指名数も月15人程度で頭打ち。そんな時期が長く続いたんです。

でも、安心してください。それはあなただけの問題ではありません。多くのセラピストが同じような壁にぶつかっています。そして、その原因は「努力不足」ではなく、働き方や考え方、行動の「特徴」にあることが多いんです。

この記事では、私が10年以上セラピストとして働き、個人サロン・大手サロンでの経験、そして店長としての指導経験を通して見えてきた、「収入が低いままのセラピストに共通する働き方の特徴」を、包み隠さずお話しします。耳の痛い話もあるかもしれませんが、あなたの未来を変えるための「気づき」と「行動」を促す内容です。一緒に、今の働き方を見直し、理想の収入と働き方を手に入れる一歩を踏み出しましょう。

目次

頑張っているのに報われないと感じる「3つの誤解」

「私、頑張ってるのに…」そう思う気持ち、痛いほどよくわかります。でも、その「頑張り」が、もしかしたら報われない方向に向かっているのかもしれません。収入が低いままのセラピストによく見られる、頑張りの方向性を間違えている「3つの誤解」についてお話しします。

誤解1:お客様に尽くせば尽くすほど、指名や売上が増える

お客様に喜んでもらいたい、その気持ちはセラピストとして当然ですし、素晴らしいことです。私もそうでした。「お客様が満足してくれるなら、多少無理してもいい」「サービス残業も、お客様のためなら仕方ない」そう考えて、時間外に相談に乗ったり、休憩時間を削って準備したり。でも、結果として指名数は月15人からなかなか増えず、月収も20万円前後で停滞していました。

もちろん、お客様へのホスピタリティは大切です。しかし、尽くしすぎることが、かえってお客様の「特別感」を薄めたり、「いつでもやってくれる人」と認識されたりする可能性があります。お客様はあなたがサービス残業していることを知りませんし、あなたが疲弊していることも気づきません。そして、その「尽くし」が、必ずしも指名や単価アップに直結するわけではないのです。

例えば、施術中に必要以上に世間話に付き合ったり、時間ギリギリまで施術を延長したりする行為は、一見親切に見えます。しかし、お客様の中には「静かに施術を受けたい」「次の予定があるのに焦る」と感じる方もいます。また、常に「安くしてほしい」「おまけしてほしい」という要求に応えていると、お客様はそれが当たり前だと感じ、あなたの価値を正当に評価してくれなくなります。

本当に大切なのは、「お客様が求めている価値を、プロとして最適な形で提供すること」です。それは、尽くすこととイコールではありません。

誤解2:技術さえ磨けば、自然とお客様はついてくる

「技術は裏切らない」これはセラピストにとって真理の一つです。私もそう信じて、休日返上で講習に通ったり、新しい手技を習得したりしてきました。もちろん、技術を磨くことは非常に重要です。しかし、それだけで収入が上がるかというと、残念ながらそうではありません。

想像してみてください。世界一美味しい料理を作るシェフがいたとしても、その料理の存在が誰にも知られなければ、お客様は来ませんよね。セラピストも同じです。どんなに素晴らしい技術を持っていても、それを「お客様にどう伝えるか」「どう体験してもらうか」がなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。

私の同期に、Aさんというセラピストがいました。Aさんは私と同じ時期に入社し、技術習得も熱心でした。しかし、入社3年経っても月収は20万円前後、指名も月10人程度で伸び悩んでいました。彼女は「もっと技術を磨けば、きっとお客様はわかってくれる」と、ひたすら技術練習に打ち込んでいました。

しかし、技術が高いことは大前提ですが、それだけではお客様は「あなた」を選び続ける理由にはなりません。お客様は技術だけでなく、「あなたとの時間」「あなたから得られる安心感」「あなたの提案する未来」に価値を感じるからです。

誤解3:与えられた仕事をこなしていれば、いつか評価される

会社やサロンから与えられた業務をきちんとこなす。これは社会人として当然のことです。私も新人の頃は、言われたことを正確に、早くこなすことに必死でした。でも、それだけでは「替えの効く存在」で終わってしまう可能性があります。

「真面目に働いていれば、いつか給料も上がるだろう」「店長が私の頑張りを見てくれるはず」そう思って、ひたすら指示された業務をこなす日々。しかし、給料はなかなか上がらず、店長からの評価も「真面目だね」で終わってしまう。そんな経験はありませんか?

会社やサロンは、あなたの「頑張り」ではなく、「成果」で評価します。そして、その成果とは、単に与えられた仕事をこなすことだけではありません。売上への貢献、指名数の増加、リピート率の向上、新しい企画提案、チームへの貢献など、具体的な数字や行動で示せるものが求められます。

私自身、店長を経験して強く感じたことですが、「言われたことだけをやる人」と「自ら考えて行動し、結果を出す人」では、評価も期待値も大きく変わります。後者のセラピストは、月収30万円以上、指名数月50人以上を安定して達成していました。一方で、前者のセラピストは、月収20万円台で伸び悩むことが多かったのです。

「指示待ち」の姿勢から抜け出し、「自ら価値を生み出す」という意識を持つことが、収入アップへの第一歩になります。

収入が低いままのセラピストに共通する「5つの働き方」

ここからは、私が多くのセラピストを見てきて、「収入が低いままのセラピスト」に共通する具体的な働き方の特徴を5つご紹介します。もしかしたら、あなた自身にも当てはまるものがあるかもしれません。しかし、これはあなたを責めるものではなく、改善のヒントを見つけるためのものです。客観的に自分自身を振り返ってみましょう。

1. 自分の価値を安売りしている

「お客様に申し訳ないから」「断られたらどうしよう」そんな気持ちから、自分の技術や時間、知識の価値を安く見積もっていませんか?

例えば、お客様が「このコース、少し高いな…」と言った時に、すぐに割引を提案したり、本来有料のオプションをサービスしたりしていませんか?あるいは、単価の高いコースや回数券を提案することに躊躇し、いつも単発の安いコースばかり勧めていませんか?

私の後輩セラピストに、Bさんという人がいました。技術はとても上手で、お客様からの評判も良かったのですが、なぜか指名数が増えない。月収も20万円をなかなか超えられませんでした。彼女はいつも「お客様に負担をかけたくない」と言って、高単価のメニューを提案せず、無料カウンセリングを時間外に長々と行っていました。

ある時、彼女のお客様が私にこう言ったんです。「Bさんの施術は本当に素晴らしいんだけど、いつも安いコースばかり勧めてくるから、もっと本格的に体を改善したいと思っても、なかなか相談しにくいんだよね。」

Bさんはお客様を想っての行動でしたが、結果的に「自分の価値を安売りし、お客様の本当のニーズに応えきれていなかった」のです。お客様は、本当に価値のあるものには、きちんとお金を払いたいと思っています。あなたが自分の価値を信じなければ、お客様もあなたの価値を信じることはできません。

自分の価値を安売りすることは、お客様の「自己投資」の機会を奪うことにも繋がりかねません。自信を持って、あなたの提供するサービスの価値を伝えましょう。

2. 提案が「押し売り」になっている、あるいは全くできていない

お客様への提案は、収入アップに直結する重要なスキルです。しかし、これが「押し売り」になってしまっているか、あるいは「全くできていない」かのどちらかに偏っているセラピストが多いように感じます。

押し売りになってしまっているケース

お客様の悩みや希望を十分に聞かずに、一方的に高額なコースや商品を勧める。お客様が「検討します」と言っているのに、「今だけのお得なキャンペーンなので!」と畳み掛ける。このような態度は、お客様に不信感を与え、二度と来店してくれなくなる原因になります。

以前、とあるサロンで働いていた時、売上目標達成のために、お客様の来店目的や予算を無視して、ひたすら高額な回数券を勧めるセラピストがいました。そのセラピストは一時的に売上を伸ばしましたが、リピート率は驚くほど低く、半年後には指名がほとんどなくなり、最終的には退職してしまいました。短期的な売上は上がっても、お客様との信頼関係が築けなければ、継続的な収入には繋がりません。

全く提案ができていないケース

「お客様に嫌われたくない」「断られるのが怖い」という気持ちから、一切提案ができないセラピストも多くいます。施術が終わった後、「何か気になることはありますか?」と尋ねるだけで、具体的なホームケアや次の来店時期、おすすめのコースなどを伝えない。これでは、お客様は「次は何をすればいいんだろう?」と迷ってしまい、自然と足が遠のいてしまいます。

提案は、お客様の悩みを解決し、より良い未来を提供するための「お役立ち情報」です。あなたのプロとしての知識や経験を活かし、お客様に最適な選択肢を提示することが、信頼関係を深め、結果的に指名や売上につながります。私の経験上、月収30万円以上のセラピストは、お客様の悩みや状況に合わせて、最適なコースやホームケア商品を自然な形で提案し、リピート率も80%以上を維持していました。

3. お客様との関係性が「一期一会」で終わっている

新規のお客様を捕まえることにばかり意識が向いて、既存のお客様との関係性を深めることを怠っていませんか?新規のお客様を呼び込む努力はもちろん大切ですが、それ以上に重要なのが「リピート」です。

「一期一会」の出会いを大切にするのは素晴らしいことですが、ビジネスにおいては「一期一会」で終わってしまうと、常に新しいお客様を探し続けなければならず、非常に効率が悪くなります。リピート率が低いと、どんなに新規のお客様が来ても、ザルのように売上が流れていってしまいます。

私の経験では、指名数が月50人を超えるセラピストは、リピート率が平均90%以上でした。彼らは、施術中だけでなく、施術後のアフターフォローや、次回の来店を促すコミュニケーションを非常に丁寧に行っていました。

例えば、施術後に「今日の状態ですと、次回は〇週間後くらいがおすすめです」と具体的に伝えたり、お客様の誕生日や記念日にメッセージを送ったり、施術中に話した内容をメモしておき、次回の来店時に「前回お話しされていた〇〇の件、どうなりましたか?」と声をかけたり。このような細やかな気配りが、お客様との信頼関係を深め、「またこの人に会いたい」「この人に任せたい」と思わせる要因になるのです。

お客様との関係性を「継続的なもの」として捉え、育んでいく意識が、安定した収入には不可欠です。

4. 自分の強みや個性を活かせていない

他のセラピストと同じような施術、同じような接客になっていませんか?「自分には特別な強みがない」と思っていませんか?

多くのセラピストは、サロンの研修で教わったことや、先輩のやり方をそのまま踏襲しがちです。もちろん、基本を学ぶことは大切ですが、それだけでは「あなたにしかできないこと」がお客様に伝わりません。

例えば、私には「とにかくお客様の話をじっくり聞く」という強みがありました。施術中も、お客様が安心して話せる雰囲気作りを心がけ、ただ聞くだけでなく、お客様の言葉の裏にある本当のニーズを汲み取ることを意識していました。すると、お客様から「未来さんに話すと、なぜかスッキリする」「施術だけでなく、心も軽くなる」といったお声をいただくようになり、それが私の指名に繋がっていきました。結果的に、この強みが活かせるようになり、月収は30万円を超えるようになりました。

あなたの得意な手技、お客様とのコミュニケーションの取り方、お客様を笑顔にする一言、あるいはあなたの趣味や経験からくる知識(例えば、スポーツの知識が豊富でアスリートのお客様に具体的なアドバイスができる、など)。これらはすべて、あなたの「強み」になり得ます。

自分の強みや個性を認識し、それをどうお客様に伝え、価値として提供するかを考えることが、他のセラピストとの差別化になり、指名に繋がる重要な要素です。画一的なサービスではなく、「あなた」だからこその価値を提供しましょう。

5. 時間管理や自己投資ができていない

「時間がない」「お金がない」を言い訳にして、自己成長のための時間やお金を投資できていませんか?

収入が低いままのセラピストは、目の前の業務をこなすことに精一杯で、将来のための投資ができていないケースが多く見られます。例えば、新しい技術の習得、セミナーへの参加、ビジネス書を読む時間、健康管理のための時間などです。

「残業続きで疲れているから、休日は寝ていたい」「セミナーは高いから行けない」という気持ちはよくわかります。しかし、その「今」の行動が、数年後のあなたの収入を左右します。

私の同期のCさんは、常に新しい知識や技術を学ぶことに積極的でした。彼女は「今は月収25万円だけど、将来的に月収40万円を目指すなら、今のうちに投資が必要」と言って、毎月1万円は自己投資に充てていました。最初はみんな「大変だね」と言っていましたが、数年後、彼女は新しい技術を導入した高単価メニューを開発し、指名数は月60人を超え、月収も40万円を安定して稼ぐようになっていました。

一方、私自身もかつては時間管理が苦手で、施術と家事育児に追われ、自分のための時間が全く取れていませんでした。しかし、「このままではいけない」と思い、早起きして勉強する時間を作ったり、休日に短時間のセミナーに参加したりするようになりました。すると、新しい視点や知識が得られ、お客様への提案の幅が広がり、結果的に売上アップに繋がりました。

時間は有限です。その時間を何に使うか、お金を何に投資するかで、あなたの未来は大きく変わります。目先の忙しさや出費にとらわれず、未来の自分への投資を意識しましょう。

危機感を持とう!このままでは「消耗」するだけ

ここまで読んで、もし一つでも「私に当てはまるかも…」と感じたなら、今すぐ危機感を持ってください。

なぜなら、これらの働き方を続けていると、あなたは「消耗」するだけだからです。頑張っているのに報われない。疲弊しているのに収入は上がらない。そんな状態では、セラピストとしての情熱も、お客様へのホスピタリティも、いつか枯渇してしまいます。

私もかつて、そんな状態に陥りかけたことがあります。月収20万円前後で、指名も伸び悩み、お客様のために尽くしているつもりなのに、心は満たされない。このままでは、大好きなセラピストの仕事を続けられなくなるかもしれない、と不安に駆られました。

セラピストという仕事は、人の心と体に触れる尊い仕事です。だからこそ、あなたが心身ともに満たされていなければ、お客様に最高のサービスを提供することはできません。疲れたセラピストから、お客様は癒やしを受け取ることはできないんです。

「お客様に喜んでもらいたい」その純粋な気持ちを、長く、そして高く維持していくためにも、自分の働き方を見つめ直し、改善していくことは必須です。今、この瞬間に「変わりたい」と強く思うことが、あなたの未来を大きく左右します。

収入を上げるために今日からできる「3つの行動」

では、具体的にどうすればいいのか?ここからは、私が実際に実践し、多くのセラピストが成果を出してきた「収入を上げるための3つの行動」をお伝えします。抽象論ではなく、今日から実践できることばかりです。

1. 自分の「価値」を再定義し、言葉にする

あなたは、お客様にどんな価値を提供していますか?他のセラピストと何が違いますか?これを明確に言葉にすることが、あなたの価値を安売りしないための第一歩です。

まず、紙とペンを用意してください。そして、以下の質問に正直に答えてみましょう。

  • お客様が「あなた」を選ぶ理由は何だと思いますか?
  • あなたの施術を受けることで、お客様は具体的にどんな変化やメリットを得られますか?(単に「気持ちいい」だけでなく、「体の痛みが和らいで仕事に集中できるようになった」「ぐっすり眠れるようになって、毎日が楽しくなった」など、具体的な未来を想像させる言葉で)
  • あなたの得意な手技や、お客様とのコミュニケーションで意識していることは何ですか?
  • お客様から言われて嬉しかった言葉は何ですか?

これらを書き出すことで、あなたの「強み」や「個性」が明確になります。そして、それを「お客様に伝わる言葉」に変換しましょう。例えば、「私はお客様の体の状態を深く見極め、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術で、慢性的な肩こりから解放し、毎日を軽やかに過ごせるようサポートします」といった形です。

この「あなたの価値」は、お客様へのカウンセリング時や、施術後のクロージング時に、自信を持って伝えるべき言葉です。これを明確にすることで、お客様はあなたのサービスに「価値」を感じ、単価の高いコースを選んだり、次回予約に繋がったりするようになります。私の経験では、この「価値の言語化」を意識し始めてから、単価が1.5倍に上がり、月収も25万円から35万円へとアップしました。

2. お客様の「未来」をデザインする提案力を磨く

提案は「押し売り」ではなく、「お客様の未来をデザインする」ことです。お客様は、今の悩みから解放され、より良い未来を手に入れたいと思っています。その未来を具体的に描き、そこへ導くための最適な「道筋」を提示するのが、あなたの役割です。

そのためには、まずお客様の「本当のニーズ」を深く理解することが不可欠です。カウンセリングでは、表面的な悩みだけでなく、「その悩みが解決したら、どんな生活を送りたいか?」「何に困っているのか?」を深く掘り下げて聞くことを意識しましょう。

例えば、お客様が「肩が凝る」と言った場合、単に肩を揉むだけでなく、「肩こりのせいで仕事に集中できない」「夜眠れない」「好きな趣味が楽しめない」といった、その先にある困りごとや願望を聞き出すのです。

そして、そのニーズに合わせて、最適なコースやホームケア、次回の来店頻度を具体的に提案します。

  • 「〇〇様の場合、肩こりの原因は姿勢とストレスが考えられます。根本改善のためには、週に1回の施術を3ヶ月続けていただくことで、仕事中の集中力も上がり、夜もぐっすり眠れるようになるでしょう。おすすめは、〇〇コースの3回回数券です。今なら特別価格で、1回あたり〇〇円お得になります。」
  • 「ご自宅では、このストレッチを毎日5分行うことで、施術効果が持続しやすくなります。また、お風呂上がりにこのアロマオイルを塗ると、リラックス効果が高まり、より深い眠りにつけますよ。」

このように、お客様が「なるほど、それならやってみようかな」と納得し、未来に期待が持てるような具体的な提案を心がけましょう。提案の練習を重ねることで、私のリピート率は70%から90%に向上し、それに伴い月収も30万円を安定して超えるようになりました。

3. 「自分指名」を増やすための仕組みを作る

お客様との関係性を「一期一会」で終わらせず、「継続的なもの」にするための仕組みを作りましょう。これは、あなたの収入を安定させ、さらに伸ばしていく上で最も重要な要素の一つです。

具体的な仕組み作りの例をいくつかご紹介します。

  • 施術後の「次回来店提案」の徹底: 施術後、お客様の体の状態や目指すゴールに合わせて、具体的な次回来店時期を必ず伝えましょう。「〇〇様の場合、10日後くらいにまた施術を受けていただくと、この良い状態が維持しやすいですよ」など、お客様が納得できる理由を添えて提案します。
  • お客様情報の徹底管理: 施術中に話したお客様の趣味、仕事、家族構成、体の悩み、施術の好みなどを細かくメモし、次回来店時に「〇〇の件、どうなりましたか?」と声をかけることで、「私を覚えてくれている」という特別感と信頼感が生まれます。
  • サンキューメッセージやバースデーメッセージ: 施術後のお礼メッセージや、お客様の誕生日にお祝いメッセージを送ることで、お客様との関係性を深めます。手書きのメッセージカードは、より心が伝わりやすいでしょう。
  • 限定情報やキャンペーンの案内: 指名のお客様限定のキャンペーンや、先行予約のお知らせなどを定期的に発信することで、特別感を演出し、来店を促します。

これらの仕組みは、決して難しいことではありません。日々の業務の中に少しずつ取り入れていくことで、お客様は「この人は私を大切にしてくれている」「私のことをよくわかってくれている」と感じ、自然と「あなた」を指名してくれるようになります。

私が店長時代に指導したセラピストの中には、これらの仕組みを徹底したことで、指名数が月15人から半年で月40人以上に増え、月収も20万円台から35万円までアップしたケースもあります。小さな積み重ねが、大きな結果に繋がることを忘れないでください。

あなたの働き方を変えるのは「あなた自身」

ここまで、収入が低いままのセラピストに共通する働き方の特徴と、そこから抜け出すための具体的な行動についてお話ししてきました。

「頑張っているのに報われない」と感じる原因は、あなたの努力が足りないからではありません。努力の方向性が、収入アップに繋がりにくい働き方になってしまっているだけです。自分の価値を安売りし、お客様の未来をデザインする提案ができず、一期一会で終わってしまう関係性。そして、自分の強みを活かせず、自己投資もできていない。

これらはすべて、今日から意識を変え、行動を変えることで改善できることばかりです。

セラピストという仕事は、本当に素晴らしい仕事です。お客様の心と体を癒やし、笑顔にできる。そんなやりがいのある仕事を、あなた自身も満たされながら長く続けていくために、今の働き方を見直す勇気を持ってください。

あなたの働き方を変えられるのは、他の誰でもない「あなた自身」です。この記事が、あなたの未来を切り開くための「気づき」と「行動」のきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

今すぐできる3つの一歩

考えるだけでは何も始まりません。まずは、今日からできる具体的な一歩を踏み出しましょう。

  • STEP1:自分の強みと価値を5つ書き出す: 「私はお客様に何を提供できるのか?」「お客様が私を選ぶ理由は?」を具体的に書き出し、お客様に伝わる言葉に変換してみましょう。
  • STEP2:次のお客様への提案トークスクリプトを考える: 次に接客するお客様に対して、どんな未来を提案し、どんなコースや商品を勧めるか、具体的な言葉で書き出してみてください。決して押し売りではなく、お客様にとってのメリットを明確に伝えることを意識しましょう。
  • STEP3:今日担当するお客様の情報をメモする習慣をつける: 施術中にお客様が話した些細なことでも構いません。メモを取り、次回来店時にその情報を使ってコミュニケーションを取ることを意識してください。
皐月 未来
セラピストとして長く働く中で、私もたくさんの壁にぶつかってきました。特に収入面での悩みは、モチベーションを大きく左右します。でも、諦めないでください。働き方を変えることで、必ず道は開けます。今日お伝えしたことは、すべて私が実践し、成果を出してきたことです。最初は戸惑うかもしれませんが、一歩踏み出す勇気が、あなたの未来を変える大きな力になります。一緒に頑張りましょう!
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