セラピストの時間管理術!1日のパフォーマンスを最大化する方法|ミライサロン

セラピストの時間管理術!1日のパフォーマンスを最大化する方法

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忙しいのに時間が足りない…もっと効率よく働くには?

「1日があっという間に終わってしまう」
「休憩時間のつもりが、気づけば片付けや雑務で潰れていた」
「もっと効率よく働けたら、疲れも減るのに…」

そんなふうに感じたことはありませんか?

セラピストの仕事は、体力を使うだけでなく、時間の使い方がとても重要です。
施術、準備、片付け、接客、カルテ記入、掃除など、ひとつひとつは短時間でも、積み重なると大きな負担になってしまいます。

だからこそ、“なんとなく過ごしている時間”を見直すことで、1日のパフォーマンスをぐっと高めることができます。

今回は、セラピストが時間を効率よく使いながら、疲労を減らし、仕事の質を向上させるための時間管理術をご紹介します。

セラピストが時間を無駄にしがちなポイント

まずは、自分がどんなところで「時間をロスしているのか?」を知ることから始めましょう。
よくある3つの“無駄ポイント”を挙げてみます。

施術の準備・片付けに時間がかかる

タオルの準備やベッドのセッティング、オイルの補充など、施術の前後には細かな作業がつきものです。
これらの流れが整理されていないと、

・毎回道具を探してしまう
・タオルのたたみ直しに時間を取られる
・施術後の片付けがだらだらと長引く

といった形で、貴重な時間がどんどん削られていきます。

空き時間を有効活用できていない

予約と予約の間にできる“合間の時間”が、なんとなく過ぎてしまっていませんか?

・スマホを見ていたら、いつの間にか時間が過ぎていた
・次のお客様までの数十分が、中途半端で使い切れない
・やろうと思っていたことを後回しにしてしまう

“すきま時間”こそ、意識して使うことで1日の効率は大きく変わります。

予約管理がうまくいかず、スケジュールがバラバラ

予約の入り方が不規則だと、効率的に動けないばかりか、休憩のタイミングも乱れてしまいます。

・午前と午後に1人ずつ入って、長い空き時間ができる
・連続施術で昼食を取れず、午後に疲れがどっと出る
・急なキャンセルに慌てて対応することが多い

予約の流れをある程度コントロールできると、心身のリズムも整いやすくなります。

効率よく働くための時間管理術

「無駄な時間を減らし、疲れにくく、集中できる」
そんな働き方を目指すための具体的な工夫を3つご紹介します。

1日のスケジュールを見直す(施術→休憩→準備のバランス)

1日の流れをなんとなく過ごしていると、気づかないうちに“時間に追われる状態”になってしまいます。

・午前中は連続施術、午後は少しゆとりを持つ
・長時間の施術後は、必ず15分程度の休憩をはさむ
・予約枠の中に“準備・片付け用の5分”を組み込む

など、あらかじめ“時間の枠”を設けておくと、リズムが整いやすくなります。

自分の体力や集中力の波に合わせてスケジュールを組むのもおすすめです。

施術の合間にできるストレッチやセルフケアを取り入れる

施術を続けていると、腕や腰、肩まわりに疲労が溜まっていきます。
次のお客様に全力で向き合うためにも、短時間の“セルフケア”を習慣にしておきましょう。

・手首を回すストレッチ
・肩甲骨まわりのほぐし
・ふくらはぎの軽いマッサージ
・深呼吸と軽いスクワットで血流促進

これだけでも、次の施術への集中力が全く違ってきます。

自分を整える時間を“ルーティン化”することで、1日の後半まで高いパフォーマンスを維持しやすくなります。

事前準備を徹底し、施術ごとの無駄な動きを減らす

毎回、施術のたびに準備や確認が必要になると、それだけで時間と集中力を奪われてしまいます。

・タオル、オイル、着替えなどを朝のうちにまとめてセット
・お客様の情報(前回の施術内容など)を事前に確認
・使いやすい位置に道具を配置しておく

「次に何をするか」が自然に体が動く状態をつくっておくことで、施術の流れがスムーズになります。

特に繁忙期やキャンペーン時などは、前日のうちに仕込みを済ませておくのも有効です。

疲れを軽減しながら、生産性を上げる方法

「効率化=スピードアップ」ではありません。
セラピストにとっては、「心身への負担を減らす」ことも大切な視点です。

連続施術時のリカバリータイムを確保する

長時間施術が続く日は、意識的に“回復の時間”を取るようにしましょう。

・ベッドに横になって背中を伸ばす
・ホットタオルで首や肩を温める
・目を閉じて5分間だけ呼吸を整える

たった数分でも、自律神経のバランスが整い、疲労感がぐっと軽減されます。

施術のクオリティを保つためにも、“自分への施術時間”を意識して組み込んでください。

短時間でもリフレッシュできる習慣を取り入れる

「まとまった休憩が取れない…」という日でも、短時間でできるリフレッシュ方法をいくつか持っておくと便利です。

・お気に入りのアロマをティッシュに1滴垂らして深呼吸
・好きな音楽をイヤホンで数分だけ聴く
・外に出て陽の光を浴びる
・ストレッチポールに寝転んで身体を伸ばす

“心の疲れ”をリセットする手段を持っていると、忙しい日でも余裕を保ちやすくなります。

スマホやSNSの使い方を見直し、集中力を高める

空き時間についスマホを見てしまうのは、多くの人が共通して感じている“無意識の時間の消費”です。

・通知をオフにする
・SNSを見る時間を決める(例:昼休憩後の5分間)
・代わりに紙のメモや読書で静かな時間を過ごす

“外の情報”から少し距離を置くことで、頭と心がクリアになり、集中力が高まります。

気づかぬうちに吸い取られていた“心のエネルギー”を守る工夫としても効果的です。

時間を上手に使うことで、仕事の質も向上する!

セラピストは、「手技」だけでなく「時間の使い方」でも差が出る仕事です。

・無駄をなくして、余裕を生み出す
・自分のケアも忘れず、疲れを溜め込まない
・合間の時間に少しだけ“未来の自分”に投資する

そんな働き方ができるようになると、日々のストレスが減り、施術にも良いエネルギーが生まれてきます。

時間は平等ですが、使い方次第で人生の質が変わっていきます。

毎日がバタバタしていると感じている方こそ、“自分の時間”を見直すきっかけにしてみてください。

時間を味方につけることで、もっと自由に、もっと心地よく働けるようになります。
その積み重ねが、セラピストとしての“心と体の余裕”につながっていきます。

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