リピーターを増やす仕組みを作る!継続して通ってもらうための施策|ミライサロン

リピーターを増やす仕組みを作る!継続して通ってもらうための施策

セラピストとして働いていると、「施術には満足してもらえているはずなのに、なかなかリピートに繋がらない…」と感じたことはありませんか?

私自身、サロン勤務時代に何度もこの壁にぶつかりました。新規集客には成功しても、そのお客様が一度きりで終わってしまうと、売上は安定しません。だからこそ「また来たい」と思ってもらう“仕組み”を整えることが、セラピストにとってとても重要なんです。

今回は、お客様が継続して通いたくなるサロン作りのために、すぐに実践できる仕組みや工夫を、現場経験を交えてご紹介します。リピート率を上げたい方、安定した売上を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

リピーターが増えれば、収入も安定する!

毎月の売上にムラがあると、生活も精神的にも不安定になりがちですよね。そんな中、定期的に通ってくださるリピーターの存在は、セラピストにとってまさに“支え”になります。

しかもリピーターは、施術の流れも自分との相性も理解してくれているため、施術もしやすく、満足度も高まりやすい。お互いにとってメリットが多い関係性です。

つまり、リピーターを増やすことは、単なる「売上アップ」のためではなく、「セラピストとして長く心地よく働くための基盤作り」でもあるのです。

リピーターが増えない理由

ではなぜ、せっかく施術に満足してもらっても、リピートにつながらないのでしょうか。その原因は、大きく3つに分けられます。

施術後に、次回の提案がない

施術が終わったら「お疲れ様でした」で終了していませんか?実は、このタイミングこそがリピートにつながる大切な瞬間なんです。

「この状態をキープするには、2〜3週間以内にもう一度整えておくといいですよ」など、体の状態を踏まえて“次回の必要性”を伝えることで、お客様自身も「続けて通った方がよさそうだな」と自然に思ってくれます。

お客様が「また来たい」と思う仕組みがない

初回が良かったとしても、「また行こう」と思える動機づけがなければ、日々の忙しさに流されてしまいます。「行かなくてもいいかも」と思われてしまえば、リピートは期待できません。

逆に「このお店は特典があるから」「自分に合った施術をしてくれるから」と“また行く理由”があると、リピートのハードルは一気に下がります。

お客様に「通うメリット」を伝えられていない

どれだけ技術が高くても、「通い続けるとどうなるのか」が伝わっていなければ、お客様は1回きりで満足してしまいます。

たとえば「この施術を継続すると、肩こりだけでなく、睡眠の質も変わってきますよ」といった未来の変化を伝えることで、「通う意味」が明確になります。

リピート率を上げるための仕組み

ここからは、実際に現場で効果があった「リピート率を高める仕組み」を具体的に紹介します。

回数券やコースを用意し、お得感を演出する

「60分コース5回で○○円、1回あたり△△円でお得!」というように、通えば通うほど得をする仕組みは、お客様にとって魅力的です。

特に施術の必要性を感じているお客様には、継続前提のコース提案をすると喜ばれます。私の経験では、初回の満足度が高かったお客様ほど、回数券への抵抗感も少ない傾向にあります。

次回予約を促すトークを自然に組み込む

「今日の状態だと、2〜3週間後にまた整えておくとさらに良いですよ」といったように、施術後に次回の提案を入れるだけで、予約率はぐんと上がります。

あくまで“提案”として伝えることがポイント。「無理に予約を取らせたい」という雰囲気を出さないよう、丁寧な言葉選びを意識しましょう。

来店特典やリピーター限定の特典を提供する

「3回目の来店で10分延長サービス」「5回来店でプレゼント」など、リピートの動機づけとなる特典を設けておくのも効果的です。

私のサロンでは、「リピーター様限定の月替わりメニュー」を毎月用意しており、「またそのメニュー受けたいから来ました!」というお声をよくいただきます。

お客様が自然にリピートしたくなる工夫

仕組みだけでなく、日々の接客の中で“また来たくなる”仕掛けを作ることも大切です。

施術ごとに、前回との変化を伝える

「前回よりも肩の張りが取れてきましたね」「腰の可動域が少し広がってますね」など、体の変化を言葉にして伝えると、お客様は「通っている意味」を実感できます。

変化が実感できる=納得感につながり、リピート率も自然と上がります。

お客様の好みやリクエストを記録し、次回に活かす

「アロマはラベンダーがお好きでしたね」「右側を少し強めでご希望でしたよね」といった気遣いは、お客様にとって嬉しいポイントです。

カルテやメモを活用し、次回の接客に活かすことで、「この人は私のことを覚えてくれている」という安心感が生まれ、信頼感が深まります。

LINEやメルマガで、再来店のきっかけを作る

「季節の変わり目のケアにおすすめです」「次回予約の空きが出ました」など、さりげない案内を送ることで、お客様に“思い出してもらう”きっかけになります。

特に定期的に来ている方が少し間が空いたときなど、軽いメッセージを送るだけでも「また行こうかな」と思っていただけることが多いです。

リピーターが増えれば、売上は安定し、集客の負担が減る!

新規集客に追われていたころは、広告費やSNS投稿に時間も労力もかけていました。でも、リピーターが増えた今は、「無理に集客しなくても、自然と売上が作れる」状態になりました。

これは決して特別なテクニックではなく、「来てくれたお客様をどう定着させるか」という視点を持ち、日々の接客や仕組みを工夫していくだけのこと。

あなたの技術や想いに共感してくれるお客様は、必ずいます。そのお客様と長く、深くつながっていくことで、サロンもセラピスト自身も安定した働き方が実現できるのです。

今後もこのブログでは、現役セラピストとしての実体験をもとに、安定した収入と満足度の高い働き方を叶えるヒントを発信していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。あなたのサロンにも、素敵なリピーターが増えていきますように。

皐月 未来
リピーターが増えると、日々の施術にも安心感が生まれ、セラピストとしての働き方がぐっと安定しますよね。私もこれまで試行錯誤しながら「どうすればお客様が継続して通ってくれるか」を考え続けてきました。大切なのは、リピートを“お願い”するのではなく、“また来たくなる理由”をこちらから自然に作っていくこと。信頼関係を少しずつ築いていける仕組みづくり、これからも大事にしていきたいですね。
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