「セラピストの接客は細かい気配りがカギ!」お客様が感動するちょっとした工夫|ミライサロン

「セラピストの接客は細かい気配りがカギ!」お客様が感動するちょっとした工夫

目次

施術が上手いだけでは、指名は増えない?

「施術の技術には自信があるのに、なかなか指名が増えない」
「リピーターがつかず、なぜ来店が続かないのか分からない」

そんな悩みを抱えているセラピストは少なくありません。

もちろん、技術力は大切です。ですが、それ以上にお客様の心に残るのは、**“接客の印象”**だったりします。
特別なスキルではなく、ちょっとした気配りが、お客様の満足度やリピート率を大きく左右することもあるのです。

この記事では、現場のセラピストとして感じてきた“お客様が感動する細かな気配り”について、実例を交えてご紹介します。
「もっと指名を増やしたい」「お客様の記憶に残る接客をしたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

お客様が感動する「細かな気配り」とは?

「感動した」「また来たい」と言ってくださるお客様の多くは、技術の凄さだけではなく、細やかな接客対応に心を動かされています。
ここでは、実際にお客様から喜ばれたことのある“ちょっとした工夫”をご紹介します。

タオルの温度や使い方を工夫する

寒い季節、冷たいタオルを首元に当てられるとそれだけで不快に感じてしまうもの。
反対に、ほんのり温めたタオルで顔を拭いたり、首元にかけると「わあ、気持ちいい…」という反応が返ってきます。

また、タオルのかけ方もポイントです。
お客様の肌に直接触れる部分には、しわがないように丁寧に広げるずれないようにそっと調整するなど、丁寧な扱いを心がけるだけで「大切にされている」と感じていただけます。

施術中にちょうどいいタイミングで圧の確認をする

施術が始まってすぐに「強さ大丈夫ですか?」と確認するのも大切ですが、途中で再確認することがもっと重要です。
「背中のあたり、もう少し強めでも大丈夫そうですか?」
「この辺り、敏感そうですがいかがですか?」

ただ聞くのではなく、“お客様の状態を見たうえでの確認”は、プロらしさも感じていただけます。

お客様が「言わなくても気づいてくれる」と感じる対応

たとえば…

・冷えやすい方には、足元の毛布を多めにかける
・無口なお客様には、静かな環境を保つようにする
・トイレに立った後には、新しいスリッパを用意する

こうした対応を重ねることで、「この人、気が利くな」と信頼につながります。

接客の質を上げるためのポイント

「気配り=何でもやる」ではありません。
お客様にとって心地よい距離感や安心感を保つことが、信頼関係の土台になります。

施術前後のちょっとした会話で信頼を作る

お迎えの時に「今日はお休みですか?」などの会話を挟んだり、施術後に「少し顔色が明るくなりましたね」と伝えたり…。
このようなちょっとした会話が、安心感や親しみにつながります。

無理に話しかける必要はありませんが、「あなたのことをちゃんと見ていますよ」という姿勢は、信頼構築には欠かせません。

お客様が気を使わずにリラックスできる雰囲気づくり

たとえば…

・お客様が言いづらいことを、こちらから先に言ってあげる
 →「体勢つらかったら、遠慮なくおっしゃってくださいね」
・必要以上に話しかけず、静かに過ごせるように配慮する
 →「リラックスされたいようでしたら、施術中はお静かにいたしますね」

気を使わせない空気をつくることが、「またお願いしたい」と思ってもらえる理由になります。

施術後のフォローを忘れずに行う(セルフケアの提案など)

施術後は、体の状態に応じたセルフケアの提案を忘れずに。

「今日は肩まわりがかなり張っていたので、お風呂上がりに軽く回してあげると楽になりますよ」
「少し冷えがあるようなので、今夜は湯船にゆっくり浸かってみてくださいね」

一言でも、こうしたフォローがあると、「この人、ちゃんと見てくれてたんだな」と印象に残ります。

リピーターが増える接客の極意

最終的に“またこの人にお願いしたい”と思っていただくには、「あなたにしかできない接客」があるかどうかがカギになります。

一度でも名前を呼んでお客様との距離を縮める

施術中でなくても構いません。
お迎えのときやお見送りのときに、「〇〇さま、お足元にお気をつけて」などと名前を呼ぶだけで、グッと親近感が増します。

一度でも名前を覚えてくれているセラピストは、お客様にとって“特別な存在”になります。

特別扱いされていると感じさせる接客をする

・「前回お話されていた腰の調子、今日はどうですか?」
・「今日はいつもよりお疲れが出ているようですね」

こうした“記憶に残る接客”をされると、お客様は「私のことをちゃんと覚えてくれている」と感じ、自然とリピーターになります。

予約特典や次回予約の提案をスムーズに行う

再来のきっかけを作るのも、立派な接客の一部です。

・「2週間後にまた来られると、さらに効果が出やすいですよ」
・「次回のご予約をされる方には、ヘッドマッサージ5分サービスしています」

押し売りではなく、“お客様のための提案”というスタンスが大切です。

細かい気配りができるセラピストは、自然と指名が増える!

お客様がまた来てくれる理由は、施術の技術だけではありません。
むしろ、**「あのセラピスト、気が利くな」「なんか落ち着くな」**という印象が、リピートの決め手になることも多いのです。

そして、それは特別なテクニックではなく、

・タオルの扱い
・圧の確認
・ちょっとした声かけ
・一言添えたフォロー

といった、誰でも今日からできる“気配り”の積み重ねです。

「この人の施術、また受けたい」
そう思っていただける接客を、ひとつずつ丁寧に磨いていきましょう。
あなたらしい接客が、きっと“指名されるセラピスト”への道をつくってくれます。

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