予約が埋まらない…予約率をUPさせるための戦略|ミライサロン

予約が埋まらない…予約率をUPさせるための戦略

「空き時間ばかりで思うように稼げない…」「技術には自信があるのに、なぜか予約が入らない」そんな悩みを抱えているセラピストさんは、決して少なくありません。

私自身も、個人サロンに勤務していた頃、なかなか予約が入らない時期が続き、「このままでは生活が立ち行かない…」と不安でいっぱいになった経験があります。でも、ある時から“予約の仕組み”を見直したことで、予約率が安定し、売上も右肩上がりに変わっていきました。

この記事では、予約が入らない悩みを根本から解消し、安定した収入を得るための具体的な戦略をお伝えしていきます。今の働き方を見直したいと感じている方にとって、実践しやすく効果のあるヒントになるはずです。

目次

予約率を上げることで、安定した売上を確保できる!

セラピストとして働く上で、最も悩ましいのが「予約が入らない時間=収入ゼロの時間」が発生してしまうこと。特にフリーランスや業務委託の場合、時間が空けば空くほど収入は不安定になります。

だからこそ、予約率をいかに上げるかは、売上だけでなく、働き方そのものの安定に直結する大切な課題です。

では、なぜ予約が埋まらないのか?どうすれば「予約が入り続けるサイクル」を作れるのか?その答えを順を追って解説していきます。

予約が埋まらない原因

まずは、予約が思うように埋まらない理由を整理してみましょう。いくつかのパターンに分けて見えてくると、対策も打ちやすくなります。

新規のお客様がリピートにつながっていない

広告やSNSで新規集客に成功しても、そのお客様が一度きりで終わってしまえば、空き枠は減りません。予約を埋めるためには、まず「リピートしてもらう」ことが大前提です。

つまり、新規よりも“既存のお客様との関係性”が、実は予約率を左右しているのです。

次回の予約を取る仕組みがない

「また来たい」と思っていても、「次、いつ行こうかな」と後回しになってしまうと、そのまま忘れられてしまうことも多いです。こちらから具体的に提案がなければ、お客様が自発的に予約を入れるとは限りません。

予約を取りやすくする工夫が足りない

たとえば予約ページの導線がわかりづらかったり、LINEでしか受け付けていなかったりすると、予約のハードルが高くなってしまいます。お客様目線で「今すぐ予約したい」と思った瞬間に、すぐ予約できる環境づくりが大切です。

予約率をUPさせるための3つの施策

それでは、予約率を上げていくために今すぐできる実践策を3つご紹介します。

施術後に次回の来店を提案し、自然に予約を促す

「今日のようなお身体の状態でしたら、2〜3週間後にまたケアしておくとさらに良い状態が保てますよ」

このように、身体の状態を根拠にして“次回来店の必要性”を伝えることで、お客様も納得しやすくなります。

さらに、「ご予定がわかっていれば、この場でご予約もお取りできますよ」と提案することで、自然な流れで次回予約に繋げることが可能です。

LINEやDMで、予約のリマインドを行う

施術後に「ありがとうございました」とメッセージを送るだけでなく、「次回ケアの目安は○日頃です」などと案内を加えることで、来店を“思い出す”きっかけを作れます。

タイミングとしては、前回施術から10日〜2週間ほど経った頃に送るのがおすすめ。無理な営業にならず、あくまで「体を気にかけてくれている」という印象を持ってもらえます。

予約特典を用意し、お得感を持たせる

たとえば「次回予約をしていただいた方に、5分延長サービス」や「2回目の来店で特別オイルを使用」といった特典を用意することで、次の予約への動機づけになります。

あくまでも“押し売り”ではなく、「ご来店のお礼」として特典を伝えると、お客様も素直に受け入れてくれることが多いです。

リピーターを増やし、予約を安定させる方法

リピートが増えれば、自動的に予約も安定してきます。そのためのポイントは、単に「通ってください」とお願いするのではなく、“通うことが自然”と思ってもらえる流れを作ることです。

定期的な来店がメリットになる仕組みを作る

「月に2回来店で、合計10分の施術延長」「3回以上の継続でオリジナルメニューに変更可能」など、定期来店することが特典につながる設計をすることで、お客様も「通った方が得だな」と感じてくれます。

私のサロンでは、「月2回以上のご来店でVIPカード進呈」といった制度を導入したところ、定期来店者が増加し、結果的に予約が埋まりやすくなりました。

お客様のライフスタイルに合わせた提案をする

「お仕事の関係で◯曜日が空いている方」「お子さんが保育園に行っている午前中が狙い目の方」など、それぞれの生活スタイルに合わせた予約提案を行うと、スケジュールに組み込まれやすくなります。

「来月もこの曜日に空きが出やすいので、同じ時間でご予約入れておきましょうか?」と提案すると、驚くほどスムーズに予約が取れることもあります。

予約の間隔を短くすることで、より効果を実感してもらう

1カ月に1回のペースよりも、2週間に1回などの方が身体の変化を実感しやすく、リピート率も上がりやすくなります。

もちろん、お客様の負担にならない範囲での提案が大前提ですが、「効果をより感じていただくために、少し早めのペースで様子を見ませんか?」といった提案は、多くのお客様に喜ばれます。

予約が埋まれば、収入の安定度が格段に上がる!

予約が埋まらない状況に悩んでいると、「技術が足りないのかな…」「向いてないのかも」と自信をなくしてしまいがちですが、実は多くの場合、問題は“技術”ではなく“仕組み”にあります。

施術の腕を信じて、次は「予約が自然に入る流れ」を作っていきましょう。

予約率が上がれば、毎月の収入に波がなくなり、精神的な余裕も生まれます。そして余裕があるからこそ、施術にも集中でき、お客様満足度も向上。結果的に、リピーターも増え、さらに予約が埋まる好循環ができあがるのです。

今後もこのブログでは、現役セラピストとしての経験を活かし、予約・売上・働き方の悩みを解消するヒントを発信していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。あなたのサロンにも、笑顔で予約が埋まっていく日々が訪れますように。

皐月 未来
私自身、予約が思うように入らず不安な日々を過ごした経験があるので、この記事の内容にはとても共感しました。技術があっても、その良さが継続して届かなければ売上は安定しませんよね。大切なのは“また来たい”と思ってもらえる仕組みを整えること。予約の提案や特典、リマインドの工夫次第で、予約率は大きく変わります。ぜひこの記事を参考に、ご自身のサロンにも合った改善を進めてみてくださいね。
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