お客様の悩みに特化!収益を最大化するメニュー開発のコツ|ミライサロン

お客様の悩みに特化!収益を最大化するメニュー開発のコツ

「もっと自分の施術の強みを活かしたい」「単価の高いメニューを作りたいけれど、どんなメニューにすればいいかわからない…」

そんな悩みを抱えているセラピストさんは少なくないのではないでしょうか?実は、売れているセラピストほど「悩み特化型のメニュー」をしっかり持っています。

私自身、以前は“なんでも屋”のようなメニュー構成にしていたため、「選ばれにくい」「単価が上がらない」「リピートがつかない」と三重苦でした。でも、思い切って“悩みに特化したコース”を導入したことで、「このメニューがあるから来た」という新規のお客様が増え、収益も安定していきました。

この記事では、セラピストが自分の強みを活かして収益を最大化するための「悩み特化メニュー」の作り方と、そのプロモーションのコツをお伝えします。

目次

悩み特化メニューは、リピート率が高くなりやすい!

人は、悩みを解決したいときほど、「専門性の高い人」に頼りたくなるものです。たとえば、肩こりがつらい人が「肩こり専門」「肩こり改善率90%」といったメニューを見たら、迷わず選ぶのではないでしょうか。

悩みに直結する特化型メニューは、ターゲットが明確なぶん「選ばれやすく」「継続されやすく」「価格にも納得されやすい」という特徴があります。

つまり、リピート率も単価も上がりやすい、セラピストにとって“収益性の高いメニュー”となるのです。

一般的なメニューでは売上が伸びにくい理由

メニュー表に「60分もみほぐし」「全身アロマトリートメント」など、汎用的なメニューばかりを並べていませんか?それだと、どうしても売上に限界が出てきてしまいます。

競合との差別化が難しい

他のサロンでも同じようなメニューが並んでいるため、「どこで受けても同じ」と思われてしまいがちです。内容に差があっても、表現や見せ方に工夫がないと、埋もれてしまいます。

お客様が選ぶ理由が明確でない

「なんとなくリラックスしたい」「癒されたい」という軽いニーズではなく、「肩が上がらない」「眠れない」「生理痛が重い」といった具体的な悩みを抱えている人は、解決策を明確に求めています。

一般的なメニューでは、「自分に合うのかどうか」が伝わりにくく、結果的にスルーされてしまうことが多いのです。

単価が上がりにくく、収益が安定しない

汎用メニューは価格の上限もある程度決まっており、値上げもしにくい傾向があります。単価が上がらないと、数をこなさないと収益にならず、体力的にも限界が出てしまいます。

収益を最大化する特化型メニューの作り方

ここでは、実際に現場で効果のあった「特化型メニュー」の作り方を3つのステップに分けてご紹介します。

お客様の具体的な悩みにフォーカスする(例:肩こり専門コース)

まずは、自分がこれまで施術してきた中で、多かった悩みや得意だった施術を振り返ってみましょう。

・肩こり・首こり
・睡眠の質改善
・足のむくみ
・産後の骨盤の歪み
・冷え性
・自律神経の乱れ

こういった“体の不調”や“ライフステージに関連した悩み”に絞ることで、「これは私のためのメニューだ」と感じてもらいやすくなります。

例:
・《肩こり改善90分コース》デスクワークによる慢性的なコリを根本からケア
・《冷え性対策アロマケア》女性特有の冷えをじんわり温める癒しの60分

高単価でも納得感のある施術を組み合わせる

悩みに特化することで、高単価でも「その悩みが改善するなら払いたい」と思ってもらいやすくなります。

たとえば、

・通常の全身もみほぐし+ヘッドスパ+温感ジェル
・アロマオイル+腸もみ+ホットストーン
・ストレッチ+筋膜リリース+オーダーメイドカウンセリング

など、悩みに合わせた施術を複数組み合わせることで、「この価格でも納得」と思ってもらえる内容になります。

特定の層に刺さるメニュー名をつける(例:産後ケア専門)

メニュー名の工夫は非常に重要です。「60分アロマトリートメント」ではなく、「産後ママのための骨盤&疲労回復アロマケア」など、ターゲットがイメージできる名前にするだけで選ばれやすさが変わります。

さらに、効果や特徴をひとことで表した“キャッチコピー”も添えるとベストです。

例:
・「眠れる体をつくる90分」
・「女性の冷えに、内側から温めるデトックスケア」

特化型メニューのプロモーション方法

せっかく良いメニューを作っても、それを“知ってもらう”工夫がなければ意味がありません。ここでは、特化型メニューの伝え方・広め方を解説します。

SNSでターゲット層に響く投稿をする

悩み特化型メニューは、SNSとの相性が抜群です。「肩こりがひどい人、こういう習慣ありませんか?」「産後の不調に悩む方へ」など、悩みに寄り添った投稿が共感を呼び、シェアされやすくなります。

投稿例:
・ビフォーアフターの写真(姿勢改善など)
・施術中の様子(雰囲気が伝わる動画)
・お客様の声(許可を得て投稿)

視覚的に「自分に必要そう」と思ってもらえる内容を意識しましょう。

初回体験価格を設定し、試しやすくする

新メニューは、まず「試してみたい」と思ってもらうことが重要です。期間限定の体験価格や、初回限定特典(オプション追加など)をつけると、心理的なハードルがぐんと下がります。

「体験してみてよかったら、リピートしてもらう」という導線をつくることがポイントです。

お客様の声を活用して、メニューの魅力を伝える

施術を受けた方の感想や変化を、リアルな声として伝えるのは非常に効果的です。

「肩こりが楽になって、眠れるようになった」「産後の腰痛がやわらいで、育児が楽になった」など、具体的なエピソードは他のお客様に安心感と信頼を与えます。

SNSやチラシ、HPなどで「お客様の声」として積極的に活用しましょう。

悩み特化メニューが売れると、収益の安定化が進む!

特化型メニューの最大の魅力は、「選ばれる理由が明確になること」です。これは集客においても、リピートにおいても、価格設定においても、とても大きな武器になります。

汎用的な施術よりも、明確な目的があるメニューは、

・リピートされやすい
・価格が上げやすい
・競合と差別化しやすい

つまり、セラピストとして「安定した収益を生み出す柱」となってくれるのです。

自分の得意分野や、お客様からよく相談される悩みを掘り下げて、ぜひ“あなたにしかできないメニュー”をつくってみてください。

今後もこのブログでは、セラピストが自分らしく、そして安定して働くための実践的なヒントや現場のノウハウを発信していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。あなたの新しいメニューが、収益の安定と、より多くのお客様の笑顔につながりますように。

皐月 未来
「悩み特化メニュー」は、本当にサロン経営の安定に直結する強力な武器だと思います。私自身、かつては“なんでもできるけど選ばれない”状態に悩んでいた時期がありました。でも、お客様の悩みに寄り添ったコースを打ち出すことで、「この人にお願いしたい」と選ばれるようになった実感があります。この記事は、そんな一歩を踏み出すための心強いガイドになるはずです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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