売上が伸びる接客!お客様の満足度を最大化するトーク術|ミライサロン

売上が伸びる接客!お客様の満足度を最大化するトーク術

セラピストとして「施術には自信がある。でも、なぜか売上が伸びない…」そんな壁にぶつかっていませんか?実はその原因、技術力の不足ではなく「接客力」にあるかもしれません。

現場で多くのセラピストを見てきた経験からお伝えすると、同じ技術レベルでも「会話」が上手な人ほどリピート率が高く、結果的に売上も安定しています。お客様は技術だけでなく、「安心感」や「信頼感」も一緒に買っているのです。

この記事では、「会話が苦手…」「何を話せばいいのかわからない」と感じている方でもすぐに実践できる、“売上アップにつながる接客トーク術”を、現場経験に基づいてわかりやすくご紹介します。

目次

売上が伸びるセラピストは、接客力が違う!

どれだけ手技が優れていても、接客がそっけなかったり、気配りが足りなかったりすると、「悪くはなかったけど、また行きたいとまでは思わなかった」とお客様に感じさせてしまいます。

逆に、特別な技術がなくても「丁寧な接客」「心地よい会話」「安心できる雰囲気」があると、それだけで「また来たい」と思っていただけます。

つまり、施術+接客で“満足度の総合点”が決まるということ。特にリラクゼーションサロンでは「居心地のよさ」や「話しやすさ」がリピートに直結します。

お客様の満足度を高める会話のポイント

施術前に、お客様の期待値を正しく確認する

最初のカウンセリングは、お客様との信頼関係を築く第一歩。「今日はどのあたりが気になりますか?」「前回の疲れは取れましたか?」など、丁寧にヒアリングしましょう。

ポイントは「一方的に聞く」のではなく、「共感を交えながら会話する」こと。「肩がお辛いんですね、最近お忙しかったですか?」といったふうに、相手の生活背景にも触れると、より信頼感が高まります。

ここでの会話は、施術の満足度に大きく影響します。なぜなら、「自分のことをしっかり聞いてもらえた」と感じることで、安心して身を任せてもらえるからです。

施術中に、リラックスしやすい雰囲気を作る

施術中は「話しかけすぎない」のが基本ですが、完全に無言だと逆に緊張してしまうお客様もいます。最初の5〜10分は、「お力加減いかがですか?」「室温ちょうど良いですか?」など、適度な気配りの言葉を。

また、相手がリラックスしてきたら静かに集中し、空気を読むことが大切です。「今は話さずに静かにしてほしい」と感じているのか、「話して気を紛らわせたい」と感じているのかを察知する力が求められます。

施術後に、体の変化を実感してもらう言葉をかける

施術が終わったあとは、「どこがどう変わったのか」をしっかり伝えましょう。たとえば、「肩まわり、かなり動きがスムーズになっていますね」や「足の冷えが少し和らいできましたね」といった具合に、変化を“見える化”します。

お客様自身が変化に気づいていなかった場合でも、セラピストから伝えることで「確かに軽くなった気がする」と実感につながります。このひとことが、満足度と再来店意欲を大きく左右します。

売上アップにつながる会話術

接客の中で売上を伸ばしていくためには、“自然な流れ”でのトークが鍵になります。無理な営業トークではなく、「納得感」のある提案が重要です。

次回の施術でさらに良くなるポイントを伝える

「今日はここまで整いましたが、あと1〜2回のケアでより深い部分までアプローチできそうです」といった形で、改善のステップを提示しましょう。

目の前の施術だけでなく、今後の計画を伝えることで、「続けて通うことに意味がある」とお客様自身が理解しやすくなります。

特定のオプションやメニューがおすすめの理由を説明する

「腸もみを加えると、自律神経のバランスが整いやすくなるので、睡眠の質も上がる方が多いんですよ」など、具体的な効果と理由をセットで伝えると、お客様も納得してオプションを選びやすくなります。

提案のタイミングは施術中よりも施術後のほうが効果的です。「今日みたいな状態のときは、こういうケアが合いますよ」と事後のフィードバックとして伝えましょう。

お客様が無理なくリピートできる提案をする

「お仕事のご都合もあると思いますが、2週間後くらいにまたほぐしておくと、いい状態をキープしやすくなります」など、お客様の生活スタイルに配慮した提案が◎。

決して“通わせよう”という意図を見せず、「あなたの体のために」というスタンスで伝えることが信頼につながります。

接客力を向上させるためにできること

接客トークを事前に準備し、スムーズに話せるようにする

よく使うトークは、あらかじめ自分の言葉で整理しておくと安心です。「次回提案の一言」「オプション紹介の一言」など、いくつかのパターンを準備しておくだけで、焦らずに自然な会話ができます。

私自身も新人のころは、ノートに定型トークをいくつか書き出して練習していました。それだけでも、かなり落ち着いて対応できるようになります。

他の成功しているセラピストの接客を観察し、学ぶ

同じサロン内や、他店で人気のあるセラピストの接客を観察してみましょう。言葉の選び方、間の取り方、声のトーンなど、学べるポイントはたくさんあります。

「なるほど、こういう伝え方だと自然にオプションを受け入れやすくなるんだ」といった気づきが、接客の引き出しを増やしてくれます。

お客様からのフィードバックを意識し、改善する

アンケートや口コミなどでいただいたお声は、宝物です。たとえば「話しやすくて安心できました」と書かれていれば、「あ、あの対応で良かったんだな」と自信につながりますし、「施術は良かったけど説明が少し分かりにくかった」とあれば、次回から改善できます。

反省ではなく“成長のヒント”として、前向きに受け止めていきましょう。

施術+接客の両方を磨けば、売上は自然と伸びる!

「売れるセラピスト」は、必ずしも技術が一番上手な人とは限りません。むしろ、「またこの人にお願いしたい」と思ってもらえる“信頼される会話力”がある人こそ、長く安定した売上を築いています。

接客が苦手でも大丈夫。最初はひとつの一言からでいいんです。「今日はどんな感じでしたか?」と笑顔で聞くことから始めてみましょう。それがきっかけとなり、お客様との関係が深まり、リピートへとつながっていきます。

施術と接客、どちらも大切な“技術”です。そして、その両方をバランスよく育てていくことで、セラピストとしての魅力も、売上も、自然と伸びていきます。

今後もこのブログでは、現場で役立つ接客術や収入アップのヒントを、セラピスト目線で発信していきます。少しでも「やってみようかな」と思えることがあれば、ぜひ今日から取り入れてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたの接客が、もっとお客様に届きますように。

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