「カウンセリングがうまい人は指名される!」聞き上手になるための3つのポイント|ミライサロン

「カウンセリングがうまい人は指名される!」聞き上手になるための3つのポイント

目次

カウンセリングで「この人に任せたい!」と思わせられるか?

セラピストとして働いていると、施術の技術を磨くことに意識が向きがちですが、実はお客様が最も最初に「この人、いいな」と感じるのはカウンセリングの瞬間だったりします。

・話をしっかり聞いてもらえた
・自分の悩みに寄り添ってくれた
・安心して任せられそうだと思った

こうした印象は、施術前のわずか数分のやり取りの中で生まれます。
逆に言えば、「なんとなく聞き流された」「質問が表面的だった」という印象を与えてしまうと、どんなに施術が上手でもリピートにはつながりにくくなります。

この記事では、「聞き上手なセラピスト」になるための具体的なポイントと、カウンセリングを指名アップに活かす方法をご紹介します。

カウンセリングが重要な理由

「ただの事前確認でしょ?」と思ってしまう人ほど、カウンセリングの力を見落としています。
指名が取れるセラピストは、実はこの時間をとても大切にしています。

お客様の悩みを正しく理解し、最適な施術を提供できる

お客様は、自分の体の状態をうまく言葉にできないことが多くあります。
そのため、丁寧なカウンセリングで“悩みの本質”を引き出すことが、施術の精度にも直結します。

「肩こり」と言っていても、実は腕の使い過ぎが原因だったり、ストレスから来ていることも。
こうした根本原因を一緒に探る姿勢こそが、「この人は本当に自分の体を考えてくれている」と信頼を得るきっかけになります。

初回のカウンセリングがリピート率を左右する

第一印象は、数秒で決まると言われていますが、リラクゼーションサロンの場合は初回のカウンセリングがその土台になります。

・話しやすかったか
・理解してくれたか
・プロとしての提案があったか

この3つが揃うと、お客様は「またこの人にお願いしたい」と感じてくれるようになります。

「聞き上手なセラピスト」は安心感を与え、指名されやすい

聞く力がある人には、自然とお客様の本音が出やすくなります。

・遠慮せずに悩みを話せた
・話すうちに自分の状態が整理できた
・施術後も体の変化を共有しやすかった

聞き上手は、技術と同じくらいの武器になります。

聞き上手なセラピストになるための3つのポイント

では、具体的に「聞き上手」になるにはどうすればいいのでしょうか?
日々の接客の中ですぐ実践できるコツを3つ紹介します。

お客様の話を否定せず、共感を意識する

「それ、わかります」「私もそういうことあります」
こうした共感の言葉は、お客様との距離を一気に縮めてくれます。

・「首こりがひどくて…」→「お辛いですね、デスクワーク長いと特につらいですよね」
・「寝ても疲れが取れないんです」→「その感じ、よく聞きます。実は深い筋肉がこっている場合もあるんですよ」

共感は、安心感を生み、会話が広がる土台になります。

質問の仕方を工夫し、自然に会話を広げる

「今日はどこがつらいですか?」だけでは、お客様も答えにくいもの。

・「最近、お仕事忙しかったですか?」
・「前回の施術後、変化は感じられましたか?」
・「普段はどんな体勢が多いですか?」

“YES/NOで終わらない質問”を心がけると、お客様の悩みやライフスタイルが見えやすくなります。

お客様の言葉を繰り返し、安心感を与える

オウム返しのように、相手の言葉を軽く復唱するだけでも、「ちゃんと聞いてくれている」と感じてもらえます。

・「肩がずっと重くて…」→「肩の重さ、ずっと続いてるんですね」
・「脚のむくみがひどくて…」→「脚のむくみ、気になりますよね」

これだけで、話を受け止めてもらえたという感覚が生まれ、信頼感が増します。

カウンセリングを活かして指名を増やす方法

聞き上手になったあと、それをどのように“指名につなげるか”も意識しておくと、リピート率が格段に変わってきます。

初回のお客様には、次回提案を具体的に伝える

施術後に「次回も様子を見せてください」と伝えるだけでは、印象がぼやけてしまいます。

・「今回の状態なら、2週間後くらいがベストです」
・「次は○○を中心にアプローチしていきましょう」
・「定期的に見ていくと、根本的に変わっていきますよ」

“自分の体を本気で見てくれる人”という印象が残ると、次回予約につながりやすくなります。

お客様の情報を記録し、次回の施術で活用する

「前回と同じ話をされた」と感じさせてしまうと、リピート意欲は下がってしまいます。

・施術メモを残しておき、来店前に確認する
・前回話した内容を会話にさりげなく入れる
・「今回は肩より腰が張ってますね」など、違いに気づく

“覚えていてくれた”という印象が、特別感を生みます。

セルフケアのアドバイスを加えて、プロ意識を伝える

施術だけで終わらず、「その後の生活にも寄り添う」セラピストは、信頼されやすくなります。

・「お風呂で首を少し回すだけでも、かなり違いますよ」
・「座り方を少し意識してみるだけで、腰への負担が減ります」
・「寝る前にこのストレッチをしてみてください」

ほんの一言のアドバイスが、“この人に任せたい”という気持ちにつながります。

聞き上手なセラピストは、お客様に信頼され、リピート率が上がる!

カウンセリングは、ただ情報を聞き取るための時間ではありません。
お客様と“信頼関係を築くための時間”です。

・丁寧に話を聞いてくれる
・共感してくれる
・的確な提案をしてくれる

そんなセラピストには、自然と「またお願いしたい」という気持ちが生まれます。

技術に自信がある方こそ、「カウンセリング力」を伸ばすことで、指名率がさらに伸びていきます。
ぜひ、今日から“聞く力”を意識してみてください。
あなたの施術に「安心感と信頼」がプラスされ、もっと多くのお客様に選ばれるようになるはずです。

よかったらシェアして下さい!
  • URLをコピーしました!
目次